Bリーグチャンピオンシップ決勝「千葉ジェッツ-アルバルク東京」観戦記【バスケットボール】

プロバスケ・Bリーグの日本一を決める「チャンピオンシップ」。

今日はその決勝を観に行きました。

お目当は千葉ジェッツ。今年1回観たことをきっかけに大ハマり。1ヶ月の間に3回目の現地観戦となりました。

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「プレミア価格」でも完売する恐ろしさ

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Bリーグ決勝のチケットは高かったです。

横浜アリーナの一番後ろ、上図㉑の席で5000円。いちばん良い席は6万円でした。

Bリーグはレギュラーシーズンやチャンピオンシップの準決勝までが2試合制であるのに対し、決勝だけは一発勝負だったというのもあるかもしれません。

あるいは、海外アーティストのコンサートや、サッカーのクラブワールドカップのような「プレミア感」を価格から演出しようとしたのかもしれません。

この価格に対して私は「取るな」と思ったのですが、それでも1万2000人の横浜アリーナで「完売」したので、Bリーグの人気はすごいなと感じました。

試合開始前にはほぼ満員に。

千葉ジェッツもアルバルク東京もチームカラーがレッドなので、会場は赤色一色に染まりました。

「中立地」を盛り上げるカッコイイ演出

決勝の地・横浜アリーナは両チームのホームではない「中立地」でした。

アリーナの演出は各チームではなく、Bリーグに委ねられていました。

攻撃時の応援はDJが両チームの音楽を切り替えていました。東京が攻撃のときは東京の音楽が、千葉が攻撃のときは千葉の音楽が流れていました。

両チームの選手入場、試合前のド派手なセレモニー、タイムアウト中は両チームチアのパフォーマンス、ハーフタイムのライブ...

多くの演出で試合を盛り上げていました。会場の横浜アリーナに設置された多くのモニターも試合を彩る一助をしたと思います。

「やるじゃん、Bリーグ」。

千葉ジェッツの演出に驚かされた私でしたが、Bリーグの演出も納得のクオリティだったと思います。

決勝なのに、飲食はショボかった

演出が素晴らしいものだっただけに、決勝で残念だったのは「飲食」。

千葉ジェッツのホーム「船アリ」がそこそこ充実している印象を受けていたために、決勝の飲食は気になっていましたし、期待もしていました。

しかし、横アリは飲食の持ち込みは禁止なことに加えて、アリーナ部分での飲食が原則禁止。

ドリンクだけは持ち込めましたが、売店で買ったドリンクを座席に持ち込む際は専用のカップをつけないといけないという対応。

そのため、横アリで飲食を販売する売店は少なく、少しでも客が増えると列ができるようになっていました。

個人的には「プロスポーツの決勝で酒が飲めない」という状況に若干がっかり。チケットが高いので良いかもしれませんが「まだまだ客単価を上げる価値提供はできる」と感じました。

千葉ジェッツは「ハリセン」で応援

千葉ジェッツのスタンドでは試合前にチアが「ハリセン」を配っていました。

これはチャンピオンシップの準々決勝で下した川崎のを参考にしたとのことです。

叩いたときの音も響くし、「GO JETS!!」もかざしやすく、使い勝手が良いなと思いました。

ジェッツとしても、コストをかけずにファンの満足度を上げることができるのではないでしょうか。

このハリセンは来シーズンも継続してほしいと思います。

試合は千葉ジェッツまさかの大敗

さて、肝心の試合の方ですが、千葉ジェッツがまさかの大敗を喫してしまいました。

堅いディフェンスに加えて、ボールが滑りやすかった?らしく、両チームが前半はミスが連発し、思うように得点ができず。

第2Q途中までは均衡した展開でしたが、徐々にリズムを作っていくアルバルク東京。そしてリズムに全く乗れない千葉ジェッツ。

2Q終了時についた10点差は後のクオーターで縮まることはなく、85-60でアルバルク東京が勝利。二代目のBリーグチャンピオンに輝きました。

千葉ジェッツの持ち味である「堅守からの速攻」が全く見れずに残念。スリーポイントも全く決まらずで思うようにいってなかったです。それだけアルバルク東京が強かったということでしょうか。

千葉ジェッツには来年のリベンジを期待したいです。

Bリーグの成果と課題

今年はじめてBリーグを観に行きましたが、少なくとも千葉ジェッツに関しては概ね「興行として成功している」と言えるのではないでしょうか。

ホームの船橋アリーナはほぼ満員で、決勝1万2000人分のチケットも完売。

ド派手な演出とキメ細やかなサービスでリピーターも増やし、集客とホスピタリティはBリーグナンバーワンとなりました。

今後はこの実績を他のチームに広げることができるか。来てくれるお客さんがさらに「お金を使いたい」と思わせる価値提供ができるかが課題だと思います。

千葉は成功していても、川崎は「たった300万円」でDeNAに譲渡されるような状況ですし、大企業であるメインスポンサーのバックアップなしには生きていけないクラブが多数だと思います。

一方でジェッツもこれ以上キャパは増やせない中で、顧客により大きな価値を提供する必要があります。

決勝の地は、さいたまスーパーアリーナなどさらに大きなハコで行ってもよいし、レギュラーシーズンでも開幕戦などは大会場で試合しても良いと思います。

フードやドリンクを充実させて「居酒屋を仮想的」にする必要があると思います。たとえば、サンロッカーズ渋谷はその立地を活かして、平日開催では近くのサラリーマン層をバンバン集客する施策を打ってもよいはずです。

Bリーグがやるべきことはまだまだある、3試合の観戦ですが、そう感じました。

しかし、2年めが終了したばかりの、まだまだ発展途上のプロリーグですので今後も温かく見守っていきたいと思います。